流浪の月 考察

流浪の月を考察していきます。

あらすじは割愛します。

 

①文(松坂桃季)はロリコンだったのか?

 最後の方で、文が更紗の口に付いているケチャップを拭いてあげるシーンで、更紗に

 女性を意識しているシーンがあります。

 やはり文は大人の女性ではなく、子供(女の子)に興味があるようです。

 

②文のマンションに、文の過去を記載したチラシをばら撒いたのは誰なのか?

 亮は否定しているので、もしかしたら文のお付き合いしている谷あゆみ(多部末華

 子)の仕業かもしれません。

 雑誌で文の過去を知ったあゆみが怒ってばらまいたと考えた方が自然です。

 むしろ亮以外であれば、あゆみ以外に考えられません。

 

③最後、文が急に服を脱ぎだして全裸になるシーンがあります。

 何故、全裸になったのかは分かりません。

 脱ぐ必要があったのでしょうか?

 

 この映画は、横山流星と広瀬すずの激しい濡れ場があります。

 横浜流星広瀬すずの胸を揉みまくり、ク〇二までしてるシーンがあります。

 なかなか生々しい描写ですが、そこまでしなくてもいいのでは?と思ってしまいま

 す。

 更紗はセックスが嫌で、亮とも嫌々していると言っていました。

 だから、セ〇〇スの描写を生々しく描いたのでしょうか?

 また、横浜流星のやさくれ具合が、今までの役柄には無かったので、インパクトがあ

 りました。

 ストーリーも面白かったのですが、広瀬すずが、ただただ可愛いかったという印象で

 す。

 この映画で、女優としてステップアップ出来たのではないでしょうか?

 

ノイズ 考察

ノイズの考察をします。

あらすじは割愛します。

 

①小御坂の部屋に圭太(藤原達也)の農園の記事があり、圭太の農園の求人募集が掲載

 されていた。

 小御坂は保護士と共に、圭太の農園で働かせてもらおうと島を訪れたようだが、はる

 ばる遠くから来た割には、保護士は圭太にアポを取っている訳でもなく、島に来て直

 接、小御坂を働かせてくれるように圭太に直談判をしようとしていたようです。

 小御坂が犯罪者なので電話での求人の申し込みでは断られてしまうと思った為でし 

 ょうか?

 

②何故、小御坂の部屋に圭太の農園が記載している雑誌があったのか?

 保護士が、小御坂の働けそうなところを情報収集して見つけてきたのでしょうか?

 結果、保護士は小御坂に殺されてしまう訳ですから本末転倒です。

 

③圭太の畑に小御坂の死体が埋まっている事を、何者かが、島民の携帯に一斉送信して

 います。

 間違いなく一斉送信したのは、純の仕業でしょう。

 最後の方で、純が圭太に嫉妬、劣等感を抱いていた事が分かります。

 

④純は何故、小御坂の履歴書を圭太の家の庭に置いたのか?そして何故、町長の携帯を

 こっそりと隠したのか?

 純は圭太の妻(加奈)を中学生の時から好きだった。

 純の部屋には加奈の写真が沢山飾ってありました。

 まさにストーカーの行動と一緒です。

 圭太への嫉妬から、小御坂殺しの容疑を圭太に向けさせるように仕向けたと思われま

 す。

 結果、圭太は捕まり、純が殺した町長も自分が殺したと自白しています。

 純にとっては、好都合な展開になった訳です。

 

⑤真一郎の墓参りで、純は畠山と会います。

 畠山より、「それで幸せか?」と問われます。

 純は「何のことだ」ととぼけましたが、畠山は、携帯の一斉送信の犯人は純だと分か 

 っていたようです。

 そして町長を殺したのも圭太ではなく、純だと分かっているのではないでしょうか?

 そして最後のシーンで、獄中の圭太と妻の加奈が面会するシーンで、圭太が加奈に「純を信じてやってくれ」と伝えるシーンがあります。

 圭太は、携帯の一斉送信の犯人が純である事が分かっていたと思われます。

 そして、「純ともっと向き合っていたら、こんな事にはならなかった」と加奈に伝え

 ています。

 圭太は純が自分に昔から嫉妬していた事を分かっていたのでしょう。

 

 小御坂を殺してしまった時に正直に警察に通報していれば、もしかしたら圭太は正当

 防衛で罪に問われる事が無かったかもしれませんし、町長や真一郎、庄吉が死ぬ事も

 なかったでしょう。

 

 *真一郎の自殺は予想つきませんでした。

 ぼけていそうな庄吉が、圭太達が小御坂を殺している事を察知していた事も予想外で

 す。

 最後、獄中で圭太と加奈が面会するシーンで圭太(藤原達也)が鼻水をだらだら垂ら

 しながら泣いていたシーンが印象的でした。

 圭太役(藤原達也)と純役(松山けんいち)は映画デスノートで共演していた事を思

 い出します。

 この映画では親友役なので、デスノートの二人の関係を考えると、感慨深いものがあ

 ります。

 僕的には非常に面白かったです。

 

死刑にいたる病

死刑にいたる病を考察します。

あらすじは割愛します。

 

①榛村(はいむら)は、根津かおるを殺しているのに何故、冤罪を主張したのか?

 24人殺害して死刑が確定しているにもかかわらず、最後の根津かおるの事件だけ

 冤罪を主張して、雅也(まさや)に調べてもらうよう依頼していたが、結局は、この 

 事件も榛村の犯行だった。

 死刑が確定して、死をただ待つ榛村にとって、雅也に冤罪を主張して、誰でもいいか 

 ら相手にして欲しかったのではないでしょうか?

 

②榛村は何故、殺してきた人の爪をはいだのか?

 最後、雅也が榛村に「お母さんの爪は綺麗でしたか?」と尋ねるシーンがあります。

 榛村は、雅也に「僕が子供のころは」と答えています。

 この事から、榛村は子供の頃の何かしらのトラウマで爪に異様な執着があるのではな

 いでしょうか?

 綺麗なお母さんの爪が、何かしらの要因で汚くなってしまった事に対して、許せなか 

 ったとか・・・

 

③雅也は、通りすがりのおじさんとぶつかり、おじさんに怒鳴られます。

 一度は「すみません」と、おじさんに謝り、その場を立ち去りますが、直ぐにおじさ

 んのところに戻って、おじさんを殴り、ネクタイで首を絞めて殺しかけます。

 雅也は何故、おじさんを殺しかけたのでしょうか?

 自分が榛村の子供かもしれないと思い、榛村と接触している内に、人を殺すという事

 がどういう感じなのか?を考えていたのかもしれません。

 その思いが、おじさんに怒鳴られた事がトリガーとなって、爆発してしまったのでは

 ないでしょうか?

 

④灯里(あかり)が、榛村と繋がっていた事。しかも殺人鬼の榛村に共感している事

 灯里(あかり)もかつて、榛村のパン屋に通っていて、榛村に優しい言葉をかけられ

 ていたと思われます。

 そして、灯里も幼少期に親に抑圧されていて、心に闇を今も抱えている事が想像でき

 ます。

 灯里は、当時の榛村の言葉に相当励まされたのではないでしょうか?

 榛村は、かつての大勢の獲物に、沢山手紙を送っていたようです。

 

④榛村は雅也のお母さんと、仲が良かったようですが何故、雅也のお母さんは榛村に殺  

 されなかったのでしょうか?

 当時、榛村は若かった為、まだこの頃は殺人は犯してなかったのではないでしょう

 か?

 

⑤何故、18歳のまじめな少年少女がターゲットだったのか?

 全くわかりません。

 何故、拘るのかの描写もあればよかったと思います。

 

 

 最後に、金山役を岩田たかのりが演じていましたが最初、全然わかりませんでした。

 長髪で、なんか声も違って聞こえました。

 なにせ、さえない青年の役なので、全くわかりませんでした。

 何故、この役に岩田たかのりをキャスティングしたのでしょうか?

 なんかミスキャスト感いなめません。

 

以上、死刑にいたる病の考察でした。

 

罪の声

かつて日本を震撼させた事件をモチーフにした塩田武士の小説を映画化しました。

京都市内で紳士服のテーラーを営む曽根俊也は、2015年のある日、父の遺品の中からカセットテープと手帳を見つける。

手帳には、英文と「ギンガ」と「マンドウ」の文字がかかれていた。

さらにテープを再生すると、31年前、大手製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」をはじめ食品会社数社が脅迫され、既に時効となったものの、現在も未解決のままの事件の脅迫犯の音声だった。

これが、幼い頃の自分の声だと確信した俊也(星野源)は、事件の真相を独自に調査する内に、自分の叔父がこの事件に関わっていた事を知る。

一方、この事件をおう新聞記者の阿久津英士(小栗旬)も、この事件を調査する内に

曽根俊也(星野源)の存在を知り、お互い協力して調査して事件の真相にたどり着いた。

幼い頃の俊也の声をテープに録音したのは、実の母親だった。

母親は、幼い息子の声を事件に使われると知りながら、俊也の叔父に協力したのだった。

何もわからない内に脅迫の声に利用された俊也の葛藤、絶望がリアルに描かれていた。

実際の事件をモチーフにしているそうなので、本当に声を使われた少年がいたという事なのか?

俊也以外にも声を使われた少年、少女が他に二人いたが、少女は死亡、少年は恵まれない人生を送って生きていた。

新聞記者の阿久津(小栗旬)は、かつては社会部にいたが今は、芸能部にいて新聞記者としての意義を探している役どころだ。

この事件の真相をおう事によって、新聞記者としての自分の意義を見つけていくことになる。

観た感想は、率直に面白かった。

曽根(星野源)と阿久津(小栗旬)のそれぞれの葛藤が、この映画のみどころだ。

自分が、同じように知らない内に犯罪にまきこまれていたらと、考えさせられた。

 

 

ゆるきゃん

ドラマでは観ていましたが、アニメは初めて観ました。

僕の住んでいる山梨県が舞台です。

ドラマでは、主人公達は高校生でしたが、アニメでは、社会人になっていました。

山梨の富士川町にある廃墟をゆるきゃんメンバーがキャンプ場にする為に、

奮闘するストーリーです。

ストーリーは平凡ですが、なんかみていてほっとする映画でした。

ドラマの舞台となった山梨身延町は、ゆるきゃんで一時、盛り上がりました。

しかし、この平凡なストーリーが映画になるんだから凄いですね。

 

貞子DX

僕が初めてリングを観た時は、本当に怖くて、これぞジャパニーズホラーという感じでした。

貞子のインパクトは、とてもありました。

貞子が頭から離れずに、夜も眠れない人が多かったのではないでしょうか?

今回、貞子DXを観て、率直な感想は「駄作だな」という感想です。

怖いというより、もはやコメディです。

貞子シリーズは、続編がでれば出るほど、どんどん右肩下がりに酷くなっていきます。

むしろ、これ以上続編をリリースする事は、貞子への冒涜です。

久しぶりに、こんな酷い映画を観ました。

個人的には、主人公役の小芝風花、とても可愛いです。

普段、TVで観る時は、そんなに気になりませんでしたが、この映画の小芝風花は、僕のタイプです。

映画のストーリーはともかく、小芝風花を見ているだけで癒されました。